部活時代(中学編) その14・15

部活時代(中学編) その14

最後の夏も走る、走る。
土埃舞う炎天下のグラウンドで何故あれだけ繰り返し全力疾走できたのか?
20年という時を隔てて思い返しても答えなど見つかるはずもありません。

そんなこんなで夏休みの1ヶ月をミッチリ仕上げて最後の大会に突入しました。

もうその頃には区大会はその次にあるブロック大会の"予選"程度にしか思ってなかったんですが、
僕らの代になって始めて、準決勝で負けてしまいます。
校内のギャラリーもシーン。
自分達もあれ?どうしたんだ?
そんなまま試合終了。
まさかの準決勝敗退。
後に3位決定戦を制して無事ブロック大会に行くのですが、
相手チームの喜び様に怒りがこみ上げてきたのを覚えてます。

決勝と3位決定戦が終った時にその勝ったチームに聞いたんですが、
相手は綿密に作戦を練ってたんですね。
うちの2トップとエースのキャプテンにはぎっちり、マーク付いてました。

もうベタ過ぎる教訓です「天狗になっちゃいかん」
サッカーに一つ教えてもらいました(その後の人生でこの反省を活かせてないですが・・・)

そんな反省を踏まえて望んだブロック大会。
今度は区3位としての出場で、対戦相手がブロックで一番強い区ではなく、
うちの区よりもさらに弱そうな区の1位の中学でした。
なんと、3対1で楽勝!
ブロック大会における初勝利!
相手は強豪では無かったですが、そりゃぁ盛り上がりました。

次の対戦は地域最強の区の第2位。
イコール、その後の都大会でも優勝候補の一つに入るベスト8入り確実な実力校。
僕らは自分たちの勝利の喜びもそこそこに、自分たちの次の
その中学の1回戦を観戦しました。
「うわぁ?、強ぇ?」声になりません。
今まで対戦してきたその区の5位に2連続で負けている僕らが、
その区の準優勝チームに挑む。
闘志を掻き立て、番狂わせを狙うべきところで、弱気の虫が疼きます。
「大敗だけはしたくない」
そして、皆が「次の試合が最後になるだろう」と感じたはずです。

翌週の週末。
いよいよその試合の日。
恐らくこれが最後の試合になると誰もが思いながら臨んだ試合が始まりました。
(つづく)
c 175cm/85kg


部活時代(中学編) その15

ホイッスルと同時に怒涛の攻撃にさらされ防戦一方。
相手チームは僕らをもてあそぶかの様にボールを取ると
一気にドリブルで仕掛けてきます。
スイーパーの僕は止める為に準備していた作戦。
相手の上半身に肩を当ててバランスを崩すという涙ぐましい反則覚悟で対応。
前半の途中まではそれが上手く行き、0対0のまま進みましたが、
終了間際にアッサリ先制されて0対1でハーフタイム。

「もうやるしかねぇえぞ!」
「マグレでも良いからボールを押し込んで来い!」
顧問の先生が叫ぶように僕らに投げかけました。
ヤケクソ?
いや違う。俺たちにだってできるはず。
いや、やらずには終われねぇ!
そうだ、もうやるしかない。
あとは無い。しっかり守っても恐らく最低1点は取られる。
ならば体ごと・・・。
ラグビーの試合前から号泣してグランウンドに飛び出すが如く、
異様なテンションで後半に臨みました。

後半は敵の前線に蹴り込んで、目一杯ラッシュをかけるの繰り返し。
何度も何度も、厚い壁に阻まれながらもとにかく繰り返す。

でも、その隙をつかれて終了間際に1点を取られて2対0。
試合はアッサリそこで終了。
僕らは最大限粘ったつもりだけど、外から見ていた人には
アッサリなす統べなく負けた試合に映ったかも知れません。


僕らの部活生活が終わりました。
一体、何のためにあんなに走ったのか?
何のためにあんなに我慢したのか?
答えなど見つかりません。風の中を探したってないのです。
ただ20年後の今、振り返って込み上げてきて自分を褒めたくて
仲間に会いたくなるだけです。

僕らが通ったその中学校は昨年、統廃合でなくなりました。
少子化やドーナツ現象など多々理由があったとは思いますが寂しいものです。
あの頃の仲間と再会を果すとして学校のグラウンド以外考え付きません。
ただ、ありきたりの表現になりますが、校舎やグラウンドは無くなったって
中学生時代にあのグラウンドで泣くほど走った(走らされた)記憶は永遠です。

振り返ることばかりでは良くないですが、皆さんもかつて部活時代をたどってみて、
文字に起こしてみては如何でしょうか?
書き出して思い出すこと、思い出せないこと様々ですが、
清々しい気分になれることは間違いありません。
ひょっとしたら、その清々しさこそ(それだけ)が、
あの頃に目一杯走ったことの見返りなのかも知れません。

たったそれだけの為だけに走ってたんだとしても、「それはそれで良いもんだったな。」
今の僕はそんな気分です。

(終わり)
(c) 175cm/85kg

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だれも更新しなくなったねwwwwwwwwwwwwwwww

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このページは、2008年3月27日に書いたブログ記事です。

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