部活時代(中学編) その11・12・13

間を空けてしまっていたうちに書き溜めたものを一気にアップしました!
別に分ける必要は無かったんですが・・・。


部活時代(中学編) その11

猛練習に明け暮れた中学2年生の秋、
徐々に目標にしていた新人戦が近づいてきます。
練習の激しさは、日々増して行きます。
数人の脱落者も出ましたがほぼ全員が辛い練習を乗り越え
試合を目指している健全な状態でした。

チーム内で徐々にフォーメーションを意識し出し、
最終的には顧問の先生が決めていきました。
我がチームは4ー4ー2、ハーフの4人は菱形の陣形。
2トップは右にチーム1の俊足(9番)、左に1年からレギュラーで活躍していた重量級(11番)
ハーフの菱形の頂点には1年からレギュラーで活躍していたチームで一番上手いキャプテン(10番)
サイドハーフは体力が自慢の寡黙な2人(6番・7番)。
底が体がデカく成績の良い生徒会長(だったと思う・・・、8番)
ディフェンスはセンターに坊主頭でアキレス腱が切れるまでスクワットをしたガッツマン(3番)、
右にこれまた寡黙なお人好(2番)、左にこれまたガッツマンのムードメーカー(4番)
そしてスイーパーで僕(5番)、キーパーは我中学の番長(1番)という11人。

とにかく、8月の終わりから新人戦までの間、
死ぬほど走った自負はあります。
不安はたくさんありましたが、どのチームでかかってきやがれ!ってもんでして、
かなりテンション高く大会に臨みました。

そして、大会がスタート・・・。
少年野球時代に一回も勝てなかった他校の同級生(彼らもサッカーに転向してました(笑))にも
春の大会では力の差を感じた私立中学にも競り勝ち
あれほど負け慣れていた少年野球チームのメンバーが中学からサッカーを始めて2年で区大会に優勝!

いよいよ、目標にしていたブロック大会に乗り込むことになりました!


部活時代(中学編) その12

ブロック大会に行くぞ!!
なんて区大会で優勝を飾ってから数週間テンションは最高潮ですが、
一体相手はどんな感じなの?
なんて思い立ち、みんなの愛読していた野球漫画『キャプテン』を見習い
自転車で他校の練習を偵察に行きました。
しかし、漫画の様に上手く行きません。
全然、情報が掴めないんです。

「そんなことより練習だ!」なんて感じで顧問が更に厳しい練習を開始。
もうそれどころではなくなり、ほぼ情報無しで大会に臨みました。
会場は我中学ではなく、電車で行く隣の区の中学でした。
まず会場を見てビックリ。「広い・・・」
それまで自分の中学(区大会の会場校)以外で試合をしたことのない僕らは相当とまどいました。

とは言っても僕らは区で1位。
相手は、隣の区の5位です。
1回戦は頂きくらい全員思ってました。
それが・・・、フタを明けてビックリ。
その隣の区は後ほど知るのですが、ブロック大会を勝ち抜いた後に存在する
都大会のチャンピオンとなる中学があった
東京でも町田と並んでハイレベルなエリアだったのです。
勿論、そんなエリアの5位に、1位ながらも僕らは全く歯が立たなず、
アッサリ3対1で敗れました。

会場は広いは、試合球は妙に重いボールで飛ばないわ。
これがアウェーって感じなんでしょうか。
もう、ションボリして電車で帰ったことが忘れられません。

そりゃ、その後の真冬?春へと続く練習が熾烈を極めたのは言うまでもありません。
日暮れの早い冬場はボールが少しでも長く見える様にとラインを引く粉(石灰)を
ボールにまぶして練習したくらいです。
顧問の先生は知っていたのかも知れません。
この程度では勝てないってことを・・・。
帰り道、頭を粉だらけにしながら、僕らは漠然とあのレベルに勝つにはどうすれば良いか考え始めました。


部活時代(中学編) その13

どうすれば勝てる?

ブロック大会にアッサリ敗れた後、その後の数試合を見て帰った僕らの
脳裏に焼きついている隣の区の強豪達は、自分たちの想像を遙かに超える強さでした。
多分、うちのメンバーであの相手たちに混ざって通用するのは
キャプテン一人だけだろうというのがみんなの見解です。

体もデカイし(デカく見えたんだと思います)。
ドリブルは上手いし。
パスは何本も繋がるし。
みんな自信満々でプレーしているし。
ディフェンスラインに来たボールは力一杯、相手陣内に蹴りこむという
我々のレベルでは到底太刀打ちできないのが分かりました。

テクニックで彼らと同様になろうとしても絶対に追いつかない。
小学校からやっている地域とは差があることをその時知りました。
結論は取り合えず、吐くまで走るしかない・・・。
何て寂しい結論でしょう。
中学2年、サッカー始めてたった2年でテクニック的には半ば諦めるとは・・・。

それでも、1年から続いている日曜練習では
コーン置いてジグザグにドリブルしたり、
偶然校内に忍び込んでサッカーを楽しんでいたイラン人チームと試合をしたり・・・。
とにかくボールを蹴って、追いかけて、汗かいて・・・。
この歳になって口にできる様になりましたが、青春というやつだったんでしょうか。
いつか、ブロック大会でドリブルでブッちぎってやるんだ!なんて闘志を秘めちゃったりして。

学年が3年生となって迎えた春の大会。
区内では無敵と化していた我が中学校は再び快進撃でダントツの優勝。
それまで私立中学が上位の常連として君臨していた区内サッカー事情は
僕らの学校が中心となり大幅に変りました。
ガッツを全面に押し出して、ビッチリとマンツーマンでマークについて
仕上げはチームのエースで背番号10のキャプテンがしっかり点を取る。
これに他の中学はついて来れない感じでした。

良く言えば、
気分は86年W杯のマラドーナ率いるアルゼンチン代表。
ブルチャガもバルダーノもバチスタも、全てはマラドーナの為に動く感じです。
しかも、うちの10番は顔もカッコ良くて凄くモテました。
そりゃぁ、チームメイトも嫉妬するってもんです。
それでも部活となれば別。まだまだ若さ充分の顧問の先生が
全力で僕らにブツかって来てくれました。

2度目の挑戦となるブロック大会。
前回対戦した中学とは違いますが、同じ様にテクニックのある中学が相手。
1対1のままハーフタイムを迎え折り返しましたが、2対1で破れまたしても1回戦負け。
もう帰りはお通夜みたいに静かでした。
とにかく、パスを繋いでくるチームに歯が立たない。
しかし対策はたくさん走ってしっかりマークして、キャプテンに任せる。
戦略はそれだけ。
でも、それだけでは勝てない。。

袋小路でした。
テクニックを凌駕するだけの運動量があったと思うのですが。。
それでも勝てない。
区大会で勝っても喜べず、何をどうすれば分からなくなってました。
それでも、放課後は迷いを断ち切るかの様に走って。

そんなこんなで夏休みに突入。
最後の夏が幕を開けました。
(つづく)
c 175cm/85kg

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このページは、2008年3月 4日に書いたブログ記事です。

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