メキシコの青い空

このフレーズでピンと来た方!
なかなかの筋金入りではないかと思います。

実は今、NHKの名物アナウンサー山本浩さんの著書
『メキシコの青い空 -実況席のサッカー20年』という本を読んでおります。

ちなみに「メキシコの青い空」とは文字通りの意味ではなく、
オールドファンの間では特に有名なフレーズの一部です。

「東京千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、
 メキシコの青い空が近づいているような気がします。」

おお懐かしい、そして素晴らしいぃぃ!
1986年メキシコW杯最終予選の最終決戦、
日本対韓国戦の放送開始時のフレーズなのです!

あの「ドーハの悲劇」の2大会も前。
Jリーグが始まる8年前、85年のできごとです。
ラモス選手の帰化もまだ、エースは木村和司選手。
FWは現FC東京の原監督で、最終ラインに鎮座するのは当時"読ク"の加藤久選手。

僕は中学1年でサッカーを始めたばかりの頃でした。
確か、学校か友達の家だったと思いますが、
サッカー部の仲間と一緒に見た記憶があります。
あのフリーキックが決まった時の昂ぶりは今でも覚えています。

とまぁ、自分の思い出ばかりになってしまいましたが、
山本さんは日本サッカー近代史の立会い人と言えるのではないでしょうか。

それこそ、メキシコ大会最終予選
アメリカ大会最終予選:ドーハの一連のゲーム、
前園選手の神がかり的な活躍が忘れられないアトランタ五輪最終予選
フランス大会予選(勿論ジョホールバルも!)
などなど、実況した試合は枚挙しきれません。

そして、その都度印象的で感動的なフレーズを残しておられます。
皆さんも、お時間ある時には是非!オススメです。

それにしても、僕ら日本人は「最終予選」という言葉に弱いですよねぇ・・・。

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このページは、2007年10月31日に書いたブログ記事です。

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